北海道【４】

北海道（２０１９、７、１５～２０）

今年も北海道に行って来ました。
レンタカーを利用しての北海道の旅も３度目、今回はどんなコースで廻ろう？って頭を悩めながら決めたのは女満別に入り帰りも女満別からの帰着。
今回は知床半島をメインに観光することに決めました。

さて今回のお天気です。
北海道はお天気の良さでそのイメージがとっても変わるので晴れて欲しいものですが、６日間の旅行で２日間ぐらいは曇り雨。
それでもまあ快晴の日もあり・・・って言うか曇り雨の天気はその場所柄みたい。

毎回感じますが北海道は本当に素晴らしい！
今回も楽しく旅行できました。

先ずは岡山から羽田乗換で女満別に・・・。
空港からレンタカーで出発したのは午後３時ぐらいだったと思います。

写真はサロマ湖　ワッカ原生花園です。
夕方５時ぐらいだったんでちょっと曇が多いです。
車も数台しか停まってなくて人もいなくてちょっと寂しい感じでした。

予定ではこの後サロマ湖展望台に行く予定だったんですが止めました。
って言うのは、そこの展望台は駐車場から坂道を登って行くって書いてあったんで、クマにあったら怖いって昨年を思い出し止めたんです(笑）。

昨年も夕方５時頃、釧路のコッタロ展望台に到着したら車も１台もいなくて、展望台まで怖くて行けなかったんです。
北海道も７時頃までは夕日を見たりとあちこち観光したいものですが、どうも人がいなくてクマは怖いから観光は早めに終了するしかありませんね。

この日は北見市内に泊まりました。
旅行２日目、午前中は北の大地の水族館に行きました。
ここはちょっと期待外れだったかな？
水族館は外せない私ですが、規模が小さくちょっと物足りない感じでした。
その後今回のメインの目的、知床半島に向かいます。

オシンコシンの滝です。
最近私には珍しい？滝見学が続いています。

写真の様にこの日は良い天気でした。
後で知ったんですが、知床半島は山を挟んで右側と左側は全く天気が違うみたい。
とりあえず２泊目３泊目はウトロで連泊したのでとっても良いお天気だったんです。

旅行３日目、この日は知床半島クルーズに乗船しました。
船の出発時間は１０時、午前中は晴れてはいましたがちょっと雲が多かったです。
こんな断崖絶壁を右手に見ながら船は知床岬に向かいます。

知床連山です。
知床岬へは車で行ける道はないそうです。
本当に手つかずの自然、ここにはどんなにたくさんのクマが住んでるのかな？って思いました。

知床岬です。
もうちょっと先端まで行って欲しかったですが、船はこの場所からＵターンです。

そしてお昼近くになって来たら抜群のお天気になって来ました。
これは帰りに撮ったカムイワッカの滝。
このクルーズ船を降りてから、再びウトロからこのカムイワッカの滝まで車で行きました。
その様子はまた後ほど書きますね。

帰りの船からの写真です。

海沿いの浜にクマが見れたらしいですが、目の悪い私には見えず残念。

私が乗った船、「おーろら」です。
この船は冬の間は流氷観光船として網走で走ってるそうです。

船と右側の灯台の間の山の上にあるホテル、夕陽のあたる家に今回２泊しました。
窓からは沈む夕日が見えます。
素泊まりのみのホテルだからか？ツアーじゃない外国人がわりと多かったです。
好き嫌いの多い私にはその方が助かります。

知床半島クルーズの後には、船から見かけたカムイワッカの滝に向かいます。
ここに行く道はなかなか大変です。
舗装されない細いじゃり道を１０キロぐらい走ります。
それでも到着してみたら１５台ぐらいの車。
夏にはマイカーは禁止でシャトルバスが出てるそうなので人気の観光ポイントの様です。

さてこのカムイワッカの滝は、温泉が滝になって流れています。
だから川と違って暖かいです。
マリンブーツを用意して行ったのでそれに履き替えて私も登りました。
わりと急なところもあるので、なかなか大変です。
この辺りが出発点です。

途中には深くなってるところもあります。

ここが登れる場所のいちばん上で、この先は行けません。

いちばん上から下への景色です。

カムイワッカの滝の観光を終えた後は知床五湖に行きました。
ここの湖の側を通れる遊歩道は、この時期ヒグマ活動期だそうで個人では歩けずガイドツアーのみです。
私が到着した４時過ぎにはガイドツアーは終わっていたので、いつでも歩ける高架木道だけでした。
夕方には抜群の天気となり本当に気持ち良い。

この木道はクマ除けの電流が流れているのでここにいる限り安全なんです。
高い場所からの木道で景色も抜群。

この前の笹の終わった先ぐらいにはクマが見えることがある、とツアーのガイドさんの声が聞こえて来ました。

知床五湖です。
この高架木道からは残念ながら湖は１個しか見れません。

湖に写る空や山を期待しましたが、この日は風が強く湖は波立ってました、残念。

旅行４日目です。
この日は午前中、２泊したウトロを後に羅臼に向かっていました。
ウトロはこの日も晴天。
ところが知床峠に向かって行くとどんどん霧が立ち込めて来て、視界が１０メートルぐらい？になって来たんです。
そして小雨も・・・。

え～～っ山を挟んでこんなに天気が違うの？ってあっという間の変化にびっくり。
この日は絶景だと言うこの知床横断道でゆっくり写真を撮りながら羅臼に向かう予定だったんです。
なのになのに・・・知床峠での証拠写真です。
小雨が降る中自分のバイクをこの場所に移動してる男性がいて、どうやらここを背景に写真を撮りたかった模様・・・撮ってあげました。
でついでに私もバイクだけですが写真を撮らせてもらいました。

で更に車で羅臼に向かっているとなんとも嫌な予感の電話が鳴りだしました。
実はこの日は午後１時出港のホエールウオッチングを申し込んでいたんです。
あ～～っ、この電話はたぶん中止(涙）。

思った通りの中止でした。
午前便は何とか出港したらしいですが、午後からは高波注意で出港禁止だそうです。
でもこの日は羅臼に１泊する予定だったので、翌日の午前便に乗せてもらうことになりました。

しかし羅臼では雨だとあまりやることもなく超暇。
ここで良かったのは昼御飯を知床食堂でほっけ定食を食べれたことです。
美味しかったわあ～！
昨年利尻か礼文でほっけ焼き定食食べて、そのあまりの美味しさに今回もぜひ食べたいって思ってたんです。

さてその後はずっと暇。
南西に下って行けば昨年行った標津のサケの水族館もそう遠くないけど、明日は午後その道を通って網走に向かいます。
ってことでこの日は知床岬方面に道がなくなる果てまで行って来ました。

その道が無くなるちょっと手前にルサフィールドハウスって言うネイチャーセンターがあって、立ち寄ってみるとお客も誰も居ず、スタッフの男性がいろいろ知床の話を聞かせてもらったりで良かったです。
ちなみに羅臼方面は６月からずっと天気が悪く、すっきり晴れた日はほとんど無かったそうです。

さていよいよその翌日、旅行５日目です。
小雨降る視界も悪い海でしたが、ホエールウオッチングに出発することが出来ました。
で暗い暗い写真となってしまいましたが、マッコウクジラを撮ることが出来ました。
このために初めて使う３００ミリのレンズをわざわざ持って行ったんですよ。
先ずは泳いでる様子。

鯨が潜る前の尾びれの写真。

一匹だけど鳥が一緒に写ってくれて良かったです。

この時は残念ながらシャチは見れませんでした。
後から知ったんですが、この日の午後からのクルーズで、何とも珍しいらしい白いシャチが見れたらしいです、残念。
まあそれでも私の初めてのホエールウオッチングで、見たかったのは鯨なので見れてラッキーでした。

午前中のホエールウオッチングを見た後は網走に向けて出発。
こちらも途中天気が悪かったりでしたが、向こう側に行くとやはり天気が違う様で晴れてました。

先ずは網走監獄博物館です。
ここはとても広い敷地にあり、展示の建物がそこに点々としてるので観光にわりと時間がかかりました。
入口です。

建物の右側にあるのはレプリカの警備員さん。
この人のレプリカがあちこちにあって。目の悪い私は遠めからだとあまり見分けがつかないのでちょっと怖かったです。
見学者も少ないしね。

この左右が牢屋になっていて、真ん中から放射線状に５方向に舎房が繋がっています。

次に行ったのはオホーツク流氷館です。
展示物はちょっと少ないですが、見せてもらったビデオで流氷の流れて来る音が興味深かったです。
写真はー１５ｃを体感できる流氷のお部屋です。
アザラシちゃんはもちろん剥製です。
短時間だとそう寒くなかったですが、渡された塗れタオルが凍って行くのを見るとやっぱ寒いんだって感じました。

この流氷館がある天都山からの眺めで、前に見えるのは網走湖です。
右下側にある黄色いところはひまわり畑だそうで、翌日行ってみました。
ところで流氷館に貼り紙がしてあったんですが、この天都山でもクマが出没するらしいです。
目撃情報、しかも割と最近のものが貼られていました。
街中にも普通にクマもいるってやっぱり怖いですね。
私にはちょっと住めそうにありません。